Vie verite!

真実的生き方

一周忌

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昨日は、父親の一周忌でした。

 

高齢で私を生んだ両親とともに過ごせる時間がそう長くないことは、小さい頃から覚悟していたものの、いざその時が来るとそんな覚悟はもろくも崩れ去るもので。

この一年は在りし日の父の面影をずっと追いかけていたような気がします。


コロナが蔓延し始めた去年は、家族でさえなかなか病院に入ることができず、やっと入れてもらえても面会時間は10分以内と限られた時間を、生き延びて欲しいとただ願うことしかできなかったあの時を思うと、今でも胸を締め付けられるような気持ちになります。


誰もが経験する身近な人の死と自分の死について、どれだけ理解しているか、心の準備ができているか、それによって今この瞬間、そして未来への生き方が大きく変わっていきます。

喪失感、罪悪感に苛まれ苦しむ姿はきっと父も望んでない。

本来の自分で今ここを最高に生きることが、何よりも故人を弔うことになると、チャレンジしているところです。