ショーペンハウアーとノジェスに通じる真実の三段階
こんばんは。
今日は、私が毎晩視聴している
でも取り上げられた「アルトゥル・ショーペンハウアー」の名言を聞いて、ノジェス氏と通じるなあ。。。と個人的に思ったことを書いてみたいと思います。
令和哲学カフェでは、歴史上の多くの哲学者自身も見えなかったであろう観点をさらりと解析していくノジェス氏の観点にいつも驚愕するのですが、そのうちの一人、アルトゥル・ショーペンハウアーが残した名言を通して、そんなノジェス氏がどんな人かをかいま見ることができます。
ドイツの哲学者、アルトゥル・ショーペンハウアーの名言に「真実の三段階」というものがあります。
すべての真実は3つの段階をたどる。
第一は、からかわれる。
第二に、暴力的な抵抗を受ける。
第三に、自明のこととして受け入れられる。
天動説から地動説を唱えた人が「地球が動くなんてとんでもない」とからかわれたように、ノジェス氏も韓国人でありながら嫌韓論の風潮が根深い日本の地に根を下ろし、”日本が世界を救済する”というミッションを訴えるものだから、韓国人からしたら「お前は自国を裏切って何ってことをやってるんだ」とののしられてもおかしくないし、日本でも「韓国人が何を言ってるんだ」と相手にされない状態が長く続いていました。
また、ノジェス氏は以前より「自分と自分の宇宙は実在しない」と言っています。
これは、ドイツの哲学者、フリードリヒ・ニーチェが残した「神は死んだ」と通じることからも、馬鹿にされやすいと推測されます。
ちなみに、19世紀後半のヨーロッパは、科学が進歩し、既存の道徳精神に批判が生まれていた時代だったようです。
ニーチェは、その時代にキリスト教の信仰がもはや信ずるに値しない、だから新しい価値観が必要だ、と主張していた人物でした。
「神は死んだ」とは「キリスト教の信仰は信ずるに値しない」という意味であり「絶対的な視点は存在しない」という意味でもあります。
発想の転換を迫ったニーチェ以上の視点の転換を迫るノジェス氏が、馬鹿にされたり誹謗や中傷を受けるのはもはや当然のように思えてきます。
それでも、国家・民族・宗教を超えた実践のモデルとして26年間続けています。
ショーペンハウアーの真実が人に受け入れられるプロセスを見ていくと、2021年令和の時代とは、コロナパンデミックが世界を驚愕させ、世界中が方向性を見失っている時であり、蔓延する人々の心の不安により、表層世界から真相世界の真実への探求へと人類の関心の矛先が向いてきているタイミングであると言えます。
日本人は特に東京オリンピックによってこれらが更に加速され、真実を追求せざるを得ない道へと向かうような気がしています。