Vie verite!

真実的生き方

方向性不在、リーダーシップ不在、逃げ道がない日本。 さてどうする日本、私たち。

今日は、日本が置かれている現状について書いてみたいと思います。


今の世界の共通課題と言えば、昨年から猛威を振るっている「コロナウィルス」があります。

 

ひとつながりの世界で自国だけの解決はありえないこの課題に付随して、列挙するまでもなくあらゆる問題が生まれています。

そして、その一つに「東京オリンピック開催」があります。

 

問題としたのは開催に対する是非を問うものではなく

日本のコロナ対策とリーダーシップ不在、そして世界の協力体制にあります。

 

本当にオリンピック開催を目指すのなら、なぜ早期に計画的にロックダウンを実行しなかったのでしょうか。

もし十分な防疫対策を実行していたら、世界からモデル国家として一目を置かれていた可能性もあったのに、科学的な根拠も不十分なまま中途半端な緊急事態を続けた結果、経済的打撃を受け弱った市場に資金投入の形で点滴を細々と入れ続けるも、医療体制の崩壊寸前まできている状態です。

 

オリンピックを機に日本の目指すべき方向性を国民と共有し、全日本を団結させて新しいオリンピックのあり方や新しい日本をPRすることが可能であったはずだし、コロナ禍においての開催をメリットに変える道があったはずなのに、道半ばの退任となった安倍首相、後任の菅首相がそんなリーダーシップを発揮できていれば現状は大きく違っていたのではないでしょうか。

 

度重なる緊急事態宣言に、もはやまともに耳を傾ける国民は少なくなり、変異ウィルスに置き換わって更に広がっているこんな状態でも人並みは減ることなく、国民のフラストレーションは爆発寸前とも言えます。

 

こんな非常事態で、コロナウィルスに対して、オリンピック開催に対して、自国の防疫だけを考えていては解決できない問題だと思うのですが、世界が連携して日本のオリンピック開催を成功させる為のサポート(例えばワクチン開発や接種、防疫対策など)など、そのような協力体制は感じられません。

 

そしてオリンピック開催を反対する約90%の国民に対して約5%〜10%・・・でしょうか。

自分の利権をを死守するためだけに無理矢理開催を押し進めているようにも見受けられます。

このままなら早かれ遅かれ中止の声をあげるしかないでしょうが、それだけは避けたいと保身する彼らの思惑も透けてみえます。

 

方向性不在、リーダーシップ不在で、逃げ道がない日本。

さてどうする日本、私たち。